♪ 【025】 当Webサイトのスタンス  [Jan/28/2008]                    Top Pageへ戻る


My Favorite Wine
2004年5月の当Webサイトの公開から、
3年半余りが経過いたしました。
公開時から現時点に至るまでの間に、
お酒」・「アルコール」を取り巻く社会環境が、
大きく変化したように思います。
2006年8月に、
福岡市の職員が重大な飲酒運転事故を引き起こし、
大きく取り上げられました。
私は、現在、福岡市に住んでおり(Profile - プロフィール)、
この事故と言いますか事件を、身近に感じ、
大変重く受け止めています。

さて、当Webサイトのトップページには、
フランスワインを中心としたワイン関連情報サイト
と記してあります。
当初は、個々のワインのアイテムの細かい情報等を、
掲載しようと思っていました。
実際、最初の頃は、そうしたものも載せていました。
サイト公開後、
他のワイン関連サイトの主宰者(管理人)との交流が生まれ、
そのうちの一部のサイトにつきましては、
Links - リンク集」のページにまとめております。

中には、個々のアイテムの詳細なテイスティング・レポートを掲載したサイトもあり、
既に、こうした分野においては、当方は何もすることが無いような気がしてまいりました。
また、テイスティング・レポート等は、徐々に、ブログ等の環境に移行しているようです。

私は、日記を書き続けるといったマメなことが、絶対に無理な性分でして、ブログやSNSは大の苦手です。
積極的に活用したいとは全く思っていません。
必要に迫られて、mixi(ミクシィ)のアカウントを作ることになってしまいましたが、
消極的な理由で会員になったため、特に何か活動をしているというわけではありません。

以前、当サイトの閲覧者の方から、「コメント記入欄が無い。」といったご指摘を受けました。
ブログ環境が当たり前といった感覚の方々は、
一般のWebサイトにも、そうした機能を求める傾向があるようです。
以前、掲示板(BBS)を運用していたものの、酷く荒らされたために、
閉鎖に追い込まれてしまいました(2回)。
仮に、復活させれば、炎上必至の状況と思われ、再開の目処は立っていません。

サイトを立ち上げた後、今日に至るまでの間に、
私の立場ならではのアピール」・「社会性を帯びた情報発信」をしたいとの欲求が、
しだいに、高まってまいりました。
ワイン・酒類全般といった枠にとらわれず、「食」を語る以前の次元の諸問題との観点から、
Foundation - ワイン&グルメの基本」というページを設けております。

当サイトは、
私は、ワインサロンを主宰し、ワイン文化の普及と啓蒙に尽力しています。」と謳っており、
私が福岡市居住者であることから、飲酒運転に関して、厳しいご批判をいただきました。
本件につきましては、
皆様、貴重なご意見を賜り誠に有り難うございます。(Oct.06,2006)
に書かせていただいておりますので、ぜひご覧下さいませ。

Gallery - ギャラリー」では、主に私共のワイン会やイベントの様子をご紹介しています。
飲用ワインの写真はもちろんのことですが、
ここのところ、お料理のご紹介にも重きを置いています。
私達が楽しんでいる姿を通して、「食」の歓びをお伝えできれば……との思いです。
Report - レポート」には、渡欧時の「紀行」を載せるようになりました。

「フランス料理を楽しむためには、ワインが飲めることが必須条件なのでは?」
「ワインを飲めずして、フランス料理を語ること無かれ!」
「私の酒が飲めないのか。大の大人が酒も飲めずにどうする!」
……といった類は、完全に間違いです。

アルコール摂取後の処理能力は、個人差がとても大きく、こればかりは致し方ないことです。
アルコールに弱い人は、決して無理に飲んではいけません。
そして、周囲の人達は、お酒が弱い人に対して、絶対に飲酒を強要してはいけません。
アルコール・ハラスメントであり、人間の尊厳・人権・人命に関わる重大な問題です。
特に、イッキ(一気)飲みは、絶対にしない・させないようにしましょう。
急性アルコール中毒という、極めて深刻な事態を招きます。

私は、アルコールに弱い人との会食の機会を持つことがあります。
特に、ワインの場合は、その「」もさることながら、「香り」がとても魅力的です。
量は飲めないものの、「香り」や「最初の一口」が好きだという方々が、けっこういらっしゃいます。
そうした方々には、
香り」・「ワインのある食卓」・「その場の雰囲気」を楽しんでいただけるように努めています。

さらに、全く飲めない方々との機会も大切にしています。
こうした方々の中には、お酒(の席)そのものに嫌悪感を持っている方もあり、
「この世から、お酒なんか全部無くなってしまえばいいのに……」と言われたことさえあります。
例えば、業務の延長の飲み会で、自らはシラフの状態で、
ハイテンションの人達に囲まれることは、さぞかし苦痛でしょう。察するところ余りあります。
お酒に呑まれてしまった泥酔者に絡まれたり、酔っ払いの粗相を目の当たりにした日には……
お酒自体の消滅を願うのも、無理もないことです。
飲酒運転を始めとする、お酒に関わる犯罪行為にも、より厳しい目が向けられています。

意外に思われるかもしれませんが、私は、全く飲めない方々の気持ちがよく分かります。
立場上、多少、不利になるようなことを、あえて書きます。
実は、私は、日本酒・焼酎の類を、一滴も飲むことができません。
香り・味・伝統・文化……その全てを受け付けることができないのです。
これからも、一切、飲むことはありません(体調を壊すので飲用不可能)。

ワインが飲めるわけですから、私の身体はアルコールに対する適応能力を持っていると言えます。
しかしながら、日本酒や焼酎を飲むと、必ず身体の具合が悪くなる私に対して、
日本酒や焼酎を無理矢理飲ませようとすると、やはり、アルコール・ハラスメントになってしまいます。
日本酒・焼酎の類を飲用する際の、特有のマナーと言いますか、
(飲酒を強要する不条理な)しきたりに、
正直、うんざりしてしまい、すっかり大嫌いになってしまいました。

また、僅かに、一人だけではあるのですが、
日本酒や焼酎をサービスする業務に当たっている人間の中に、
以前、私に対して、大変失礼な勤務態度を取り続けた、料飲サービス業不適格者がいます。
それにもかかわらず、現在でも業界に留まっていることが、どうしても許せないのです。
完全にトラウマになってしまいました。

そうした意味では、
当サイトに相互リンクを依頼された、日本酒・焼酎のサイトの主宰者の方々には、
何とも申し訳ない気持ちで一杯です。
相互リンクとして掲載させていただいてはいるものの、
私は、日本酒・焼酎は、教科書で勉強した知識のみで、
そのテイストについて、実体験としては、全く理解していないのです。

私は、ワインの「香り」・「」が大好きなので飲んでいます(My Favorite Wine)。
香り」・「」を堪能することが目的ですので、
極端な話、仮に、アルコール抜きで、全く同じ状態が再現できれば、それでも構いません。
決して、アルコールの摂取が目的では無いのですから。
(実際には、ノン・アルコール環境での再現は物理的に不可能。)

お酒を大量に飲めるということを自慢する酒豪の人や、
アルコールに強く、どんな種類のお酒でも構わないといった人達の中には、
飲酒行為につき、アルコール摂取が目的になってしまっている人がいます。
アルコール依存症の場合は、直ちに病院に行って、適切な治療を受ける必要があります。
(無意識のうちに)飲酒運転を繰り返すような人の中には、
自分がアルコール依存症という病気にかかっているという認識を、持っていない人が多数います。

目的のはっきりとしたワイン会はともかくとしても、
一般的な酒席・会食の席においては、
飲める人・少し飲める人・全く飲めない人が混在することが少なくありません。
ゲスト同士のマナー意識も大切ですが、それにも増して、
酒類に携わる業界人は、全ての方々に満足していただけるような環境作りを肝に銘じて、
尽力していかなければなりません。
何より、飲酒が人命に関わる行為との認識を新たにして、臨まなければなりません。

特に、昨年来、「食」の偽装の問題が大きく取り沙汰されており、
「食」の安全・信頼が大きく揺らいでいます。
現時点で、当方が行っている情報発信は、有意義なものであると確信しております。
今後とも、何卒宜しくお願いの程謹んで申し上げます。