♪ 【005】 Krug(クリュッグ)の証明書 [Jun/02/2004]
| 私は、いわゆる、クリュギストではありません。 ただ、勉強のために、Vintage違いはともかく、 Grande Cuvee(グランド・キュヴェ)、Millesime(ミレジメ)、 Rose(ロゼ)、Clos du Mesnil(クロ・デュ・メニル)、 Collection(コレクション)と、全ラインナップの飲用経験があります。 この中のCollectionは、その名のとおり、 オーナーの個人ストックから出されるという形式を取っているため、 いわば、「飲みました証明書発行依頼書」が添えられています。 昨年、2003年5月29日(Thu)に、ホテルオークラ福岡で、 Vintage 1981のTastingを行いました。 その直後に、ホテル名義で、 「飲みました」のレターを、差し出していただいたのですが…… |
| 届きました! しかも、1年近くも経って。 もう、あきらめておりましたのに…… さすがフランス。 スケールの大きさに、妙に感心してしまいました。 Collectionは数が少ないため、もしかしたら、 1年単位等で区切って、 まとめて送付しているのかもしれません。 レターを出される方がいらっしゃいましたら、 どうか気長にお待ち下さい。 Certificat……それは、忘れた頃にやって来る。 では、比較試飲レポートを掲載いたします。 Tasting Comment Sheet記載の、 複数のテイスターのコメントを、 編集して掲載しております。 |
| Krug Clos du Mesnil Vintage 1990 | Krug Collection Vintage 1981 | |
| Color Appearance (色・外観) |
・ 薄い黄金色 ・ 泡は少ない ・ 透明感があり、 輝きのあるグリーンがかった淡い黄金色 ・ 美しく本当に繊細 ・ 高貴に思える程きめの細かい泡 ・ 静かな泡立ち |
・ 濃い黄金色 ・ 泡が多い ・ べっこう色を帯びている ・ 光にかざすと眩しい程の輝き ・ 照りがある ・ 液体自体にややトロみがある ・ 煮詰めたシロップのよう |
| Aroma Bouquet (香り) |
・ ナッツ香 ・ ハーブ香 ・ 白い花、白胡椒、白トリュフ等、 白を基調とした香りの中にも、 クリーム等の複雑さのある香り。 |
・ トリュフ ・ スーボワ ・ 古樽を思わせる香り ・ ヘーゼルナッツ、蜂蜜、焦がしバター、 トリュフ等、引き寄せられる程強烈。 ・ 深みのある香り ・ 何とも言えない凝縮された香り |
| Taste (味) |
・ 力強い酸味 ・ 粘性やや低い ・ 多少ジンジャーエールを思わせる ・ あくまでもソフトで繊細な味わい ・ きめの細かい泡が心地よい ・ 酸はまだまだ強くフレッシュだが、 全くいやらしくない。 ・ ゆっくりと、だんだん、ふくらむように、 複雑な味わいが広がり、 長い味覚を感じた(余韻が長い)。 |
・ まったりと濃厚 ・ 粘性高い ・ とろける程スムーズでありながら、 後口(口内)に粘りが残り、 熟成を感じさせた。 ・ 香りとは裏腹にフレッシュで、 しっかりとした酸味。 ・ 熟したボリューム感のある果実味 ・ 甘みのバランスがある ・ まだまだ息の長いシャンパーニュ であることを感じさせた。 |
| Comment (感想) |
・ 全てにおいて複雑味を持っていて、 とてもブラン・ド・ブランとは思えない。 ・ 一般的に馴染めるシャンパンではなく、 洗練された大人のシャンパンという 印象を受けた。 |
・ 肉料理にも合いそう ・ 時間が経つ程、 偉大な白ワイン的モカフレーバーは、 感じられず、息の長さを感じた。 ・ どちらかと言うと、 赤ワイン的豊かさを感じ、 超プレステージ・シャンパーニュでした。 |