----- Original Message -----
Sent: Saturday, April 26, 2003 11:18 PM
Subject: ♪『ピエール松尾のブルゴーニュ紀行』 連載開始!
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--┳ξ ♪[Apr/26/Sat/2003] 【Les Caves Pierre Matsuo】 (不定期刊)
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●●● 豊かな食文化の未来を切り開く 『ピエール松尾のE-Mail Magazine』
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--●-- [特定多数 Food & Beverage 関係者宛配信]
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▼ [はじめに]
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m(__)m 最初に、お詫びをさせていただきます。
当メルマガの配信を、長いこと、お休みさせていただいておりました。
確かに、以前に、
「著者が気まぐれであるため、長いこと休刊になることも……」と、
書かせていただいたことはあります。
Sabotage(サボタージュ/「サボる」の語源/フランス語)している間、
励ましやお叱り(叱咤激励)のE-Mailを、多数、いただきました(←本当です)。
そこで、今回、ようやく、重い腰?を上げることにいたしました。
ただ、基本的に、メルマガの配信は、私の気分次第だということには、
今後も、何ら、変わりありません(そうじゃないと、長続きしない)。
愛読者?の皆様方からの、ファンレター(E-Mail)が、何よりの励みになります。
ご質問・ご意見・ご感想等を、心より、お待ち申し上げております。
私は、半年に1回、1週間の期間で、渡欧しております。
4月は、毎回、行き先を変えておりますが、
10月は、♪音楽の都 Wien(Vienna/ウィーン)行きと、決まっています。
この度、4月16日(Wed)〜22日(Tue)の日程で、
フランスの、Bourgogne(ブルゴーニュ)地方を訪れました。
もちろん、フランス・ワインと、フランス料理の勉強のためです。
滞在(5 Nights Stay)したのは、Lyon(リヨン)なのですが、
ここでの目的は、
☆☆☆ Restaurant "Paul Bocuse"(ポール・ボキューズ)にて、
お食事(Dinner)を愉しむこと、ただ、ひとつ、それだけです。
Paul Bocuse Chef ご本人に、お目にかかることができました。
まるで、グローブを、はめたかのような、
大きな手での、握手の温かい感触が、忘れられません。
Madame(マダム)にも、会うことができ、
さらに、お店のMenuまで、いただきました。最高でした。
そのうち、当メルマガでも、レポートする予定です。
今回の旅程は、実際には、
葡萄畑が広がる、Beaune(ボーヌ)が主体でした。
城壁内の、Hotel Dieu(オテル・デュー)・
Marche aux Vins(ワイン市場)・Musee du Vin(ワイン博物館)を始め、
Cote de Beaune(コート・ド・ボーヌ)地区、
Cote de Nuits(コート・ド・ニュイ)地区と、日程を分けて訪れ、
もちろん、"Romanee Conti"(ロマネ・コンティ)、ならびに、
その周囲の畑も、ある程度、時間をかけて、巡りました。
他に、Dijon(ディジョン)等も、訪問させていただき、
帰路、London(ロンドン)に立ち寄って(イギリスに入国)、
現地で留学中の知人(日本人女性)に会って、
"Hotel Ritz"にて、優雅な、Afternoon Tea Timeを堪能し、
無事?帰国いたしました。とても良い取材ができました。
それでは、皆様、
!(^^)! Bon appetit!
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▼ [Domaine de La Pousse D'or(ドメーヌ・ド・ラ・プース・ドール) 訪問記]
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□ Volnay Premier Cru Les Caillerets Clos des 60 Ouvrees Monopole
Domaine de La Pousse D'or Vintage 1988〜1993"
(ヴォルネイ プルミエ・クリュ レ・カイユレ
クロ・デ・ソワサント・ウーヴレイ モノポール
ドメーヌ・ド・ラ・プース・ドール)
↑ これは、My Favorite Wine(私の一番のお気に入りのワイン)として、
しばしば、このメルマガにも登場したアイテムです。
単に、テイストが好きといった次元ではなくて、
私が、ワインと関わるきっかけになった、記念すべきワインなのです。
ようやく、これを造っている現場に、たどり着くことができました。
今回の旅の一番の"収穫"で、感慨無量です。
当E-Mailに、写真画像ファイルを、添付いたしました。
ファイル名は、"Pousse-D-or.jpg"です。
Preview(プレビュー)もしくは、(ダブル)クリックして、開いてご覧下さい。
Printout(印刷)してしまいますと、PCの環境によっては、表示されません。
"写真を添付"と書きますと、
おそらく、愛読者?の皆様方は、私が撮影したものだと、思われるでしょう。
しかしながら、葡萄樹の生育状態からも、一目瞭然で、
当方の手によるものでは、決してありません(ありえねぇ〜)。
これは、Domaine(ドメーヌ)の資料の、スキャン画像です。
もうひとつ、Etiquette(Label/ワインのラベル)の画像も添付。
ファイル名は、"Volnay.jpg"です。
実は、私は、生まれてこのかた、
(スチル)カメラ・ビデオカメラによる撮影をしたことが、ほとんど、ありません。
かなり、珍しい部類の人種に入るでしょう。
少なくとも、私の周囲には、そんな人、ひとりも居ません。
それなりに、豊富な渡航経験(主にEurope)がありますが、
撮影機材を、持参したこと自体が、ただの1度もないために、
今まで行った国々に関して、たった1枚の写真さえ、存在しないのです。
(^_^;) まぁ、このような有様では、
何ら、実際に行ったことの証明にはなりませんねぇ。シミジミ……
過去にも、当メルマガに、写真を添付することがありましたが、
私以外の他の方々による撮影と、Home Page掲載写真の転載等です。
私が、例外なく絶対に、一切の映像撮影を行わない理由については、
他の機会に譲るとしましょう。でも、一点だけ。
確かに、Sommelier(ソムリエ)の、研修のレポート作成等で、
第三者に報告するための、"資料"としての映像(写真/VTR)が、
どうしても、必要だといった場面は、あるでしょう。
でも、特に、日本人の旅行者は、カメラマンが、あまりに、多過ぎますね。
(撮影を生業としているプロカメラマンではなく、一般の旅行者なのに)
ありとあらゆる物を、常に、レンズ越しに見ている人々……
せっかくの、感動の"生"体験なのに…… 実に、もったいない話。
"自分自身の目で見ること"と"撮影すること"とは、全く別のものです。
「(カメラ等で)映像を写した瞬間に、(本当はよく見ていないのに)
なんだか、しっかりと"見た"かのように、錯覚してしまう。」
「映像を記録した瞬間に、"安心"してしまって、その場を立ち去ると、
何よりも大切な、自らがその場で、直接、感じた感動・印象が残らない。」
あくまでも、自分の記憶を助けるための、"補助としての手段"ではなくて、
カメラで撮影すること、そのこと自体が、
"主たる目的"に、なってしまっているような……
"現地に足を運んでの実体験"の、存在価値そのものに関わる問題。
この、偉大なる天才? ピエール松尾には、カメラなんか必要ないのです。
自分の、つぶらな瞳が、超高精度レンズ、
極めて明晰なる頭脳が、超大容量高速メモリーなのです。
研ぎ澄まされた鋭い感性が、超高感度アンテナ。情報収集能力抜群!
実際のところ、私の(副業?の)立場上、
人前で、写真やビデオを見ながらではないと、解説(説明)できないようでは、
全く、お話になりませんからねぇ。
私の場合、"旅の財産"は、
写真・ビデオ・お土産といった"物"ではありません。
"物"は失われやすく、なかなか、取り返せません。
確実に、自らの身に付く、
豊かなExperience(実体験・経験)が、私の"旅の財産"なのです。
私は、普通の人と、同じものを見て、同じ体験をしても、
それから、より多くのものを取得(吸収)する、絶対の自信があります。
私の、極めて優れた情報収集能力は、はっきり言って、誇りです。
それでもまだ、Potential Ability(潜在能力)を残しているという、まさに天才!?
いずれにいたしましても、自分への肥やし・ご褒美とでもいいますか、
これからも、自分自身に投資して、さらに、磨きをかけたいです。
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『ピエール松尾のブルゴーニュ紀行』において、会話文が出て来た場合、
現地で、私が、日本人から話しかけられた、ごく限られた場面以外は、
全て、フランス語、ならびに、英語によるやり取りです。
特に、相手の会話内容は、私が、勝手に意訳(解釈)しております。
その点、何卒、ご了承願います。
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今回、私が、Bourgogne地方に滞在中のお天気は、
ほとんどが、雲ひとつないような、爽やかな快晴でした。
これは、ひとえに、私の日頃の行いが、良いからに他なりません。
ピエール松尾の来訪を、天と地が、歓迎してくれたのでしょう。
Beauneの駅に到着。
当初は、レンタサイクルで、葡萄畑を巡るつもりでした。
"レストラン ひらまつ 博多店"のStaffから、以前、
「ボクは、駅で降りてから、自転車で、国道に沿って、
Cote d'Or(コート・ドール/黄金の丘)を回りました。」
……といったことを聞いていたからです。
「(教科書ではなく)やはり、現地に足を運んで、自分の目で見て来たことで、
お客様に、ワイン等の、ご説明をしたほうが、
説得力が、まるで違いますからね。良い経験になりました。……」
……さすがは、"ひらまつ"のStaff。立派な心がけですね。感心!
□ Bourgogne Randonnees(ブルゴーニュ・ランドネ)
Address: 7, av. du 8 Septembre
TEL: 03.80.22.06.03
↑ 駅の、すぐ近くにある、レンタサイクルのお店です。
"ひらまつ"の彼は、ここで、自転車を借りたのかもしれませんね。
……でも、彼は、若い。羨ましい。
オッサン?の、この私(36歳)には、無理だと考え、断念。
時間も限られているし。ダイエットには最適ですが、あまりに無謀。
近くに、レンタカーのお店もありましたが、
いわゆる、ペーパー・ドライバーの私には、無理。
バイクは、以前、転倒して、鎖骨を骨折したことがあり、かなり恐い。
結局、TAXIを利用することにしました。
駅前に、TAXI乗り場があります。
たぶん、時季的な問題も、あるのかもしれませんが、
たったの、1台か2台しか、停車していません。
しかも、よほどヒマなのか、たいてい、運転手が車内で寝ています。
ウィンドウを、コンコンと、たたいて起こすと、眠たそうな目をこすりながら、
「おぅ! ちょうど良かった。オレは、今から、昼メシを食いに行って来る。
隣の車のヤツを、起こしてやってくれ。」のようなことを、言われました。
(なんじゃ、そりゃ!)
ナンダカンダで、とりあえず、乗車。やはり、一抹の不安を覚える。
ピエール松尾: 「VolnayのDomaine de La Pousse D'orまで行って下さい。」
運転手: 「知らないよ。そんなの。」
ピエール松尾: 「えっ? Volnay(ヴォルネイ村)一番のDomaine(造り手)ですよ。」
Etiquetteを持参していたので、
運転手に見せました。住所まで書いてある。それでも、解らないという。
ピエール松尾: 「仕方ないから、Volnayの中心部まで。」
途中、Pommard(ポマール)等を見ながら、いざ、目的地へ。
ピエール松尾: 「本当に、ここが村の中心? 小さな教会とお店が1軒だけだよ。」
運転手: 「あのね、Volnayは、とっても小さな村なんだよ。」
(~_~) ……確かに、そうかもね。
住所といっても、"21190 Volnay Cote D'or France"だもの。
これで、郵便物が届くわけだから、何となく、想像がつきますね。
ちなみに、その他の情報を、掲載しておきます。
TEL: +33 (0) 380 216 133 / FAX: +33 (0) 380 212 997
E-Mail: patrick@la-pousse-d-or.fr
URL: http://www.la-pousse-d-or.fr (← アクセス不可能?)
広場とも言い難い、道の行き止まりのようなヘンな場所?で、車を降りました。
辺りには、誰ひとりとして居ない。鳥のさえずりだけが響く。
来る途中に、人間よりも多く見かけた、牛や羊さえ居ない。
(さぁて、Beauneに戻る時は、どうしようか……)
確かに、周辺には、"Domaine ○○○"と書かれた所が、点在していて、
その入り口には、ワイン樽の上に、
Bottle(ボトル)が、ディスプレイされていたりもする。
でも、どう見ても、普通の民家でしたね。家族経営ということを実感。
当然のことながら、葡萄畑の地図を、持参していましたので、
地図を参照しながら、様々な畑を、歩いて、見て回りました。
TAXIドライバーが言っていたことは、実際に本当のことで、
私が降車した場所は、地図上では、確かに、集落の表示になっていました。
Pinot Noir(ピノ・ノワール)、Chardonnay(シャルドネ)の畑のいずれも、
萌芽期・発葉期の段階で、樹木の根の部分が、非常によく見えます。
畑の場所・葡萄樹の樹齢(古樹・若樹)等の要因により、
生育状況は、若干異なります。
葡萄畑の見学には、収穫期に行く人が、実際、多いのですが、
葉が生い茂ると、根の部分が見えなくなり、
また、うかつに畑に立ち入れません。
私は、今のところ、収穫期に訪れることは、難しいのですが、
ある意味、今の時期に来れて、良かったと思うことにしましょう。
根っこと、土壌のことに関しては、誰にも負けないかも。
そして、ついに、発見したのです。偶然ではありましたが……
ピエール松尾: 「おおっ、La Pousse D'or じゃあ〜りませんかぁ〜!!」
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まず、ここで、現在のラインナップを、挙げておきます(10アイテム)。
□ Volnay Premier Cru En Caillerets Clos des 60 Ouvrees Monopole
(ヴォルネイ プルミエ・クリュ アン・カイユレ
クロ・デ・ソワサント・ウーヴレイ モノポール)
□ Volnay Premier Cru Clos de La Bousse D'or Monopole
(ヴォルネイ プルミエ・クリュ クロ・ド・ラ・ブース・ドール モノポール)
□ Volnay Premier Cru Clos D'Audignac Monopole
(ヴォルネイ プルミエ・クリュ クロ・ド・デイニャック モノポール)
□ Volnay Premier Cru En Caillerets
(ヴォルネイ プルミエ・クリュ アン・カイユレ)
□ Pommard Premier Cru Les Jarollieres
(ポマール プルミエ・クリュ レ・ジャロリエール)
□ Corton Grand Cru Bressandes
(コルトン グラン・クリュ ブレッサンド)
□ Corton Grand Cru Clos du Roi ※ Vintage 2000 First Release
(コルトン グラン・クリュ クロ・デュ・ロワ)
□ Santenay Premier Cru Clos Tavannes
(サントネイ プルミエ・クリュ クロ・タヴァンヌ)
□ Santenay Premier Cru Les Gravieres
(サントネイ プルミエ・クリュ レ・グラヴィエール)
□ Santenay Premier Cru Les Gravieres Blanc
(サントネイ プルミエ・クリュ レ・グラヴィエール ブラン)
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まず、最初に見つけたのが、当E-Mailに添付の写真画像ファイルにもある、
"Volnay Premier Cru Clos de La Bousse D'or Monopole"の畑です。
この場所から、奥に、BottleのEtiquetteの絵で見慣れた、
Domaineの建物が見えました。
建物の真正面が、"Volnay Premier Cru Clos D'Audignac Monopole"です。
建物に近づいてみて、よく解ったのですが、
正面左の丘から、右にかけて、なだらかな斜面になっています。
Etiquetteの絵の建物だけかと、思っていたら、
その右隣の上と、奥の方にも、別棟の施設が存在していました。
さっそく、捜索活動?を開始!
Domaineの人の姿は、見当たりませんでした。
駐車場に、自動車が1台ありましたが、なぜか日本車(TOYOTA)でした。
農薬の倉庫を発見。裏庭に実験農場らしき場所が……
あるいは、家庭菜園なのか。鶏も飼育されていました。
オフィス棟のような建物の、扉が開いていたので、(不法?)侵入。
昔の古いBottleや、各種団体からの表彰状、
醸造・管理の道具等の展示物を、(勝手に)見て、さらに、奥へ。
事務室であった。PCが立ち上がっている。
う〜ん、ちょっとヤバイ所に、紛れ込んだかも。産業スパイの気分。
それでも、誰にも会わないので、しばらく、取材活動……
……そして、とうとう、赤外線センサーが、反応してしまいました。
さすがに、セキュリティは、しっかりしている……なんて、
感心している場合じゃない。Domaineの人に、見つかってしまった。
怒られるかも? 「Excusez-moi, Je suis desole.……」
ところが、意外なことに、拍子抜けする程に、友好的な雰囲気。
作業員: 「いい天気だね。こんな片田舎までようこそ。どこから来たんだい?」
ピエール松尾:
「Bonjour! Monsieur. Enchante. Je suis content de vous voir.
Je suis du Japon. C'est mon premier voyage a Volnay.
……遥か彼方、大陸の果て、Far East(極東)の日本から、
"Domaine de La Pousse D'or"を訪れるという目的のためだけに、
わざわざ、フランスまで、まいりました。(Etiquetteの束を見せながら)
あなた方の造るワインは、Volnayで一番、いえ、私にとっては世界一です。
私に、ワインの魅力を教えてくれた、かけがえのない存在なんです。
最高です。毎日、欠かさず飲んでいます。とっても、美味しいです。
昨晩も、"Paul Bocuse"で、お料理に合わせて、
"Volnay 1er Cru En Caillerets Clos des 60 Ouvrees Monopole 1999"を、
愉しませていただきました。……」 もう、必死です。(^_^;)
さすがに、かなり無理があるとは、思ったのですが、
「お宅の晩ご飯、何ですか?」と、電撃突撃訪問取材……違いました、
(@_@) ダメでもともとで、
WineのTasting(試飲)と、Cave(カーヴ/貯蔵庫)の見学の希望を伝えました。
アポイントメントを取らずに、いきなり行くのは無謀です。失礼ですね。
善良なる、愛読者?の皆様方は、ぜひ、アポを取って、訪問されて下さい。
私も、本来ならば、事前に問い合わせをするつもりでした。
言い訳になりますが、今回の渡欧に関しましては、
非常に厳しい世界情勢を受けて、ずっと、決行するかどうか、迷っていて、
旅程の遂行を決断したのは、出発予定の直前です。
諸般の事情で、対応が遅れ、結局、アポなしで伺うことになってしまいました。
交渉した結果は、意外にも、OK!でした。
私の場合、かなり、ラッキー!です。特異な例外かも。
作業員: 「ワシらは作業で忙しいから、(英語も話せる)秘書に案内させるよ。」
……そして、これが、最高に超ラッキー!
まさに、至福の体験へと、つながるのでした。
作業員(達)は、トラクターで葡萄畑のほうへ……
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(PCでの)事務を中断してまで、わざわざ、出て来てくれた秘書の方なんですが、
超〜美人の、青い瞳のフランス人女性でした!
「よくやった。感動した! ワイン業界の構造改革だ。」
あんまり書き過ぎると、セクハラだという苦情E-Mailが来るので、止めますが、
かなり若く見えるお嬢さんで、大学生くらいにしか見えませんでした。
ですから、正直、「この娘で大丈夫なのかな?」といった、不安もありました。
でも、そんな心配は、全く無用でした。
やはり、銘醸(名門)Domaineともなりますと、
(最高)醸造責任者のみならず、オーナーを始め、
(現場の)全てのStaffが、ワインに精通しているということです。
対して、家族経営の、ホントに小さなDomaineの場合、
英語が話せる人は、あまり居ないと思われます。
ほぼ、全ての施設を、案内してくれました。
メインの建物と、その奥の建物は、
ちょうど、丘の斜面に、くい込むようにして建っています。
Caveは、丘を、くり抜くようにして、掘られています。
ですから、入り口は地上でも、貯蔵庫自体は、当然、地下になります。
あえて例えますと、虎ノ門のホテルオークラのような造りです。
樽熟成専用・瓶熟成専用と、Cave自体が、別の場所にあり、
温度・湿度の設定が、微妙に異なっていたようです。
木樽は、当然のことながら、Vintage 2002を主に、
全てのApellation(アペラシオン)を、見させていただきました。
思ったよりも、新樽の割合が多いように感じました。
Tastingのアイテムは、Vintage 1999を中心に、Vin Blanc(白ワイン)を除く、
ほぼ、フルラインナップを、試飲させていただきました。
試飲は、古樽をテーブルに仕立てた、定番のスタイルです。
Wine Glassは、ISO国際基準協会規格のTasting専用グラス。
Bottleには、Etiquetteが貼付されていないので、解り難いのですが、
彼女は、ひとつひとつ、コルクを見せながら、
自ら、丁寧に、ワインを注ぎつつ、詳しく、アイテムの説明をしてくれました。
サンプルの量が、どう見ても、通常の倍以上ありました。
さらに、わざわざ、New Bottleまで開けてくれました。
抜栓は、ソムリエ・ナイフではなくて、
Screwpull(スクリュープル)の、(主に業務用の)レバー・モデルです。
「ピン!」という、軽やかな抜栓音が、地下貯蔵庫に響き渡り、
Bottle内の空気圧も、全く問題なし。
Great Vintage(偉大なる年)であるところの1999は、さすがに、
全般的に、タニックで、その分、飲み頃は、もう少し先のようです。
本当に、将来が楽しみですね。「C'est tres bon!」
秘書の彼女とは、実に、いろいろな話をしましたが、
印象的だったことを、ここに書かせていただきます。
現在でも、"Volnay"が看板であることには、違いないようですが、
"Corton"の話が多く、かなり、力を入れているようでした。
おそらく、その理由は、
現在のオーナー(新しい経営体制)になってから、
初めて取得した、"Grand Cru"(グラン・クリュ/特級畑)だからでしょう。
"Corton"は、確か、First Vintageが1998で、
私も、"Les Caves Pierre Matsuo"(自邸のワイン・セラー)に貯蔵するものの、
まだ、飲んだことがありませんでした。
"Corton"を、造り手の現場で、初めて試飲できたことは、大変有意義でした。
それと、前の醸造責任者(当主)である、
Gerant G. Potel(ジェラール・ポテル)さんの話には、
あまり乗ってくれませんでした。
そのご子息の、Nicolas Potel(ニコラ・ポテル)さんは、
Domaineを継がなかった……正確に言えば、継げなかったわけで、
さすがに、"Maison Nicolas Potel"(メゾン・ニコラ・ポテル)の話は、
タブーだと思って、全く、していませんが、結局のところ、同じことなのかも。
外国の資本が入り、経営形態も全く変わりましたので、
何となく、察してはいます。
彼女いわく、
「新オーナーのパトリック(Mr. Patrick Landanger)を始め、
皆が、新体制のもとで頑張っているので、これからも、ヨロシクねっ。」
理解できます。
私自身、本業の方で、俗っぽい言い方をすると、家業を継いだばかりの時、
いつも先代と比較されるのが、正直、嫌でした。
今、思い返してみると、「先代のほうが良かった。」といった、
厳しい声やお叱りも、自分の肥やしになっています。
悔しさや、プレッシャーをバネに、ここまで、励んでまいりました。
私は、これから、愛読者?の皆様方に、
新しい、"Domaine de La Pousse D'or"の良さを、
紹介していかなければなりませんね。
彼女に、「日本で買うと、○○○くらいで、とっても高価……」と言うと、
かなり、ビックリした様子で、出荷時点の価格を教えてくれました。
彼女は、経理担当でもあるという。
あと、気が付いたこと。
樽熟成の貯蔵庫の鉄柵に掛けられた、怪しげな物体を発見!
"清酒 ○○○"と書かれた前掛けである。なんでやねん!
ピエール松尾: 「これ、何なのか、知っとるけ?」
美人秘書: 「以前からありましたけど、何なのか、解りません。」
ピエール松尾: 「Japanese SAKE(日本酒)のタブリエやで。」
……もしかして、日本の酒蔵(酒販店)のスタイルで、
樽を転がしたりの作業を、してるんやろか。ホンマかいなぁ〜
(+_+) イメージ狂うでぇ。しかし……
おそらく、日本のインポーター(輸入業者)あたりの人が、
(お土産に)置いて帰ったのでしょう。
アルファベット圏の人々は、漢字がCharacter(文字)ではなくて、
Graphic(絵)のように感じると言う人が、実際のところ多く、
あまり、何が書いてあるか、どういう意味なのかを、気にしないようです。
私も、欧米の渡航先で、Credit Cardのサインを漢字で書いた際、
「Chinese Character is very difficult!」といったことを、何度か言われました。
Cave内での出来事については、まだまだ、あるのですが、このへんで。
彼女に、「Beauneに戻りたいので、TAXIを呼んでいただけませんか?」と言うと、
すぐに、電話で呼んでくれました。
まさに、"至れり尽くせり"とは、このこと。
「C'etait tres bon! Au revoir!」
なんでまた、日本から、突然やって来た、見ず知らずの訪問者に、
ここまで、親切にしてくれるのだろうか?
それは、きっと、ピエール松尾が、超〜美男子だからに、違いありません!
…… (^_^;)
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(↓ ここから)
ピエール松尾:
「なんてキレイな、ルビー・レッドの色をしたワインなんだ!
ピュアで、驚くほどにクリアーだ。でも……
君のブルーの瞳のほうが、どこまでも、澄み切っている。
あぁ、ボクは、深い海の底に、引き込まれてしまいそうだ。
えっ? 飲み過ぎ? 酔ってないさ。でも、酔ってしまったんだ。貴女に……
"Paul Bocuse"で一緒にDinnerでも、どうかな?
Pousse D'orのワインで、君の瞳に乾杯!
……でも、悲しいかな。ボクは、帰らなくてはならない。
出来ることなら、全てを投げ捨てて、ここで君と暮らしたい。
つらくなんかないさ。君さえ、傍に居てくれれば。
じゃあ、帰るよ。……あぁ、ボクは、忘れものをしてしまった。
いえ、ボクから、君が奪ったんだ。大切なもの。
貴女への熱い想い、そう、それは、私の心です。……
Tu es tres jolie! Tres belle!
Oooh, Mon amour, Je t'aime!……」
(↑ ここまで……は、想像の世界である。たぶん。)
う〜ん……薄暗く、ひんやりと湿った、地下貯蔵庫に、
うら若き、美人フランス人秘書と、たった、二人きり……
一瞬たりとも、このような想像をしてしまった私は、やっぱり、
「ケダモノぉう!」…… (>_<)
仮に、実際、行動に移していたら、
Pousse D'orのワイン、日本へ輸出禁止になるかも。
「喝!」 まだまだ、私、修行が足りません。
これからも、頑張ります! 皆様方、ご声援の程ヨロシク。
J'espere vous revoir un jour.
Vive La France! Merci beaucoup! (^_^)v
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●●● Monsieur Pierre Matsuo
●● E-Mail:
● ANSA Sommelier 呼称資格認定 No.1795 (FBO会員 No.20025)
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